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初期バージョン から バージョン 1 における更新: InterTrac

差分発生行の前後
無視リスト:
更新日時:
2006/10/21 20:29:01 (18 年 前)
更新者:
trac (IP アドレス: 127.0.0.1)
コメント:

--

凡例:

変更なし
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変更
  • InterTrac

    v1 v1  
     1= InterTrac リンク = 
     2 
     3バージョン 0.10 以降で、 Trac は Wiki マークアップの中から、他の Trac サーバのリソースを簡単に参照できるようになりました。 
     4 
     5== 定義 == 
     6 
     7InterTrac リンクはスコープ付きの TracLinks とみなすことができます。 
     8他の Trac Environment で管理されている Trac のリソース 
     9(Wiki ページ, チェンジセット, チケット, ...) を指定し、 
     10参照するために使用します。 
     11 
     12== 現在使用できる InterTrac プレフィックスのリスト == 
     13 
     14[[InterTrac]] 
     15 
     16== リンクのシンタックス == 
     17 
     18他の Trac Environment の名前をプレフィックスとして使用し、 
     19コロンに続けて他の Environment にあるリソースを記述します。 
     20 
     21{{{ 
     22<対象の Environment>:<TracLinks> 
     23}}} 
     24 
     25リソースは通常の TracLinks で使用できるどのようなものでも指定できます。 
     26 
     27対象の Environment には、 Environment の本当の名前か、 
     28エイリアスを指定します。 
     29エイリアスは `trac.ini` に定義します (下記参照)。 
     30プレフィックスでは大文字 / 小文字は区別されません。 
     31 
     32簡易な方法として、他にも省略形があります。 
     33チケット、チェンジセット、レポートの識別子に直接プレフィックスとして、 
     34エイリアスを使うことができます。 
     35(例 `#T234`, `[T1508]`, `[trac 1508]`, ...) 
     36 
     37== 例 == 
     38 
     39{{{ 
     40#!comment 
     41 同じサーバプロセス上で起動している、他の Environment 
     42 (''兄弟'' Environment と呼びます) は自動検出されます。 
     43現在、兄弟 Environment のサポートは無効化されています。 
     44See http://thread.gmane.org/gmane.comp.version-control.subversion.trac.devel/157 
     45}}} 
     46 
     47InterTrac を使用するためには、設定をする必要があります。 
     48この設定は、 TracIni ファイルの `[intertrac]` セクションに行います。 
     49 
     50設定の例: 
     51{{{ 
     52... 
     53[intertrac] 
     54# -- エイリアスの設定例: 
     55t = trac 
     56 
     57# -- 外部の Trac へのリンク: 
     58trac.title = Edgewall's Trac for Trac 
     59trac.url = http://projects.edgewall.com/trac 
     60trac.compat = false 
     61}}} 
     62 
     63`.url` は必須オプションで、他の Trac の場所を指定するのに使用されます。 
     64同じサーバ上の Trac Environment であれば、相対 URL でも 
     65かまいません。 
     66 
     67`.title` に設定した内容は InterTrac リンクをマウスオーバしたときに、 
     68ツールティップとして表示されます。 
     69 
     70最後に、 `.compat` オプションは ''互換性'' モードを 
     71有効にするか、無効にするかに使用されます。: 
     72 * リンク対象の Trac が [http://trac.edgewall.org/milestone/0.10 milestone:0.10] 
     73   (正確には [http://trac.edgewall.org/changeset/3526 r3526]) 以前のバージョンで動作している場合、 InterTrac リンクを 
     74   ディスパッチできないので、ローカルの Trac が適切なリンクを準備する必要があります。 
     75   すべてのリンクが動作するわけではないですが、たいていの場合は動きます。 
     76   これは、互換性モードと呼ばれていて、 `true` がデフォルトです。 
     77 * リモートサイトにある Trac が InterTrac リンクをディスパッチできると分かっているならば、 
     78   明示的にこの互換性モードを無効にすることで、''全ての'' 
     79   TracLinks が InterTrac リンクとして動作するようになります。 
     80 
     81上記の例を設定すると、以下のようなリンクを使用することができます: 
     82 * この (訳注: 本家サイトの) InterTrac ページ: 
     83   * `trac:wiki:InterTrac` trac:wiki:InterTrac 
     84   * `t:wiki:InterTrac` t:wiki:InterTrac 
     85   * キーでは大文字/小文字は区別されません: `T:wiki:InterTrac` T:wiki:InterTrac 
     86 * チケット #234 へのリンク: 
     87   * `trac:ticket:234` trac:ticket:234 
     88   * `trac:#234` trac:#234  
     89   * `#T234` #T234 
     90 * チェンジセット [1912] へのリンク: 
     91   * `trac:changeset:1912` trac:changeset:1912 
     92   * `[T1912]` [T1912] 
     93 * リビジョンログの範囲指定 [3300:3330]: '''(Note: `trac.compat=false` を設定する必要があります。)''' 
     94   * `trac:log:@3300:3330` trac:log:@3300:3330   
     95   * `[trac 3300:3330]` [trac 3300:3330]  
     96 
     97通常の形式 `<InterTrac のプレフィックス>:モジュール:識別子` は 
     98正しい URL `<リンク先の Environment>/モジュール/識別子` と解釈されます。省略形のリンクは 
     99モジュールごとに固有となっています (例 !#T234 は 
     100チケットモジュールによって解釈されます)。残りの形 (`<InterTrac のプレフィックス>:任意の文字列`) 
     101については、 リモートの Trac の TracSearch#クイックジャンプ に沿った動作をします。 
     102 
     103---- 
     104=== Discussion === 
     105 
     106I think that the `trac` prefix could even be set as a default in the `[intertrac]` TracIni section. --CB 
     107 
     108---- 
     109See also: TracLinks, InterWiki