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バージョン 21 から バージョン 22 における更新: TracDoc/MailArchivePlugin

差分発生行の前後
無視リスト:
更新日時:
2007/12/12 23:39:30 (17 年 前)
更新者:
hirobe (IP アドレス: 59.146.92.130)
コメント:

--

凡例:

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  • TracDoc/MailArchivePlugin

    v21 v22  
     1= メールをTracに蓄積 - MailArchiveプラグイン = 
     2 
     3== 1. 概要 == 
     4 
     5MLなどのメールを保管し、Tracにて表示・検索するためのプラグインです。[[BR]]プロジェクトですでに使用しているMLがあり、その内容をTracで一元管理したい場合にお使いください。[[BR]]( [http://trac-hacks.org/wiki/EmailtoTracScript EmailtoTracScript] の様に、メールをチケットに投入する機能はありません。) 
     6 
     7Tracの強力なリンク機能を利用できます。たとえば、Wikiで特定のメールを示すリンクを作成したり、メールの本文に書かれたチケットの番号をリンクにしてしまうことが可能です。また、検索やタイムラインといったTracの基本機能にも対応しています。 
     8 
     9Trac 0.9,Trac 0.10,Trac 0.11devに対応しています。 
     10 
     11== 2. 主な機能 == 
     12 
     13  * メールのインポート[[BR]]unixmail形式のメールのインポートします。添付ファイルはTracのAttachementとして管理します。[[BR]] 
     14  * メールサーバからのメール受信[[BR]]pop3でサーバから直接メールを受信可能です。[[BR]] 
     15  * 読み込んだメールのスレッドツリー表示[[BR]]ML名ごと・月ごとにメールをスレッド表示します。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc001mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
     16  * メール本文のWiki表示[[BR]]メール本文にTracのwiki構文で解釈し、リンクに変換します。 たとえばメール本文内に '' [Ticket #1 #1] '' という文字があれば、チケットの [Ticket #1 #1] へのリンクに変換します。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc005mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
     17  * メールの検索[[BR]]Tracの検索機能で、メールのサブジェクトと本文を検索可能です。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc003mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
     18  * メールのタイムライン表示[[BR]]Tracのタイムライン機能で、メールの送信日をもとにタイムラインとして表示可能です。[[BR]]チケットの登録やリポジトリのコミットと、メールの送信日をいっしょに表示することが出来ます。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc004mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
     19  * Wikiでリンク指定[[BR]]Tracの強力なリンク機能をメールにも適用します。Wikiにメール単体をさすリンクを指定可能です。Message-IDや、MLで良く使われるサブジェクト([aaa:001],[aaa 001]など)を リンクにします。 
     20 
     21== 3. セットアップ == 
     22 
     23=== 3.1 ダウンロード === 
     24 
     25Subversion を使用してはHTTP経由でチェックアウトしてください。コマンドラインクライアントでは、以下のようにします。(詳しくは[http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/cvs/ http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/cvs/] 参照) 
     26 
    127{{{ 
    2 #!trachtml 
    3 <h1 id="メールをTracに蓄積 - MailArchiveプラグイン">メールをTracに蓄積 - MailArchiveプラグイン</h1>    <h2 id="1. 概要">1. 概要</h2>      <p>MLなどのメールを保管し、Tracにて表示・検索するためのプラグインです。  <br /> プロジェクトですでに使用しているMLがあり、その内容をTracで一元管理したい場合にお使いください。<br /> <span class="wiki">([http://trac-hacks.org/wiki/EmailtoTracScript EmailtoTracScript]                                                                          </span>の様に、メールをチケットに投入する機能はありません。)<br /> </p>   <p>Tracの強力なリンク機能を利用できます。たとえば、Wikiで特定のメールを示すリンクを作成したり、メールの本文に書かれたチケットの番号をリンクにしてしまうことが可能です。また、検索やタイムラインといったTracの基本機能にも対応しています。</p><p>Trac0.9.xとTrac0.10.0に対応しています。[[VisitCounter(TracDoc/MailArchivePlugin)]]<br />      </p>    <h2 id="2. 主な機能">2. 主な機能</h2>    <ul> <li>メールのインポート<br /> unixmail形式のメールのインポートします。添付ファイルはTracのAttachementとして管理します。<br />     <br /> </li><li>メールサーバからのメール受信<br /> pop3でサーバから直接メールを受信可能です。<br /> <br />   </li><li>読み込んだメールのスレッドツリー表示<br /> ML名ごと・月ごとにメールをスレッド表示します。<br />     [[Image(MailArc001mini.png)]]<br /> <br /> </li><li>メール本文のWiki表示<br /> メール本文にTracのwiki構文で解釈し、リンクに変換します。 たとえばメール本文内に<em>!#1</em>という文字があれば、チケットの!#1へのリンクに変換します。<br />     [[Image(MailArc005mini.png)]]<br />   </li> </ul>   <ul> <li>メールの検索<br /> Tracの検索機能で、メールのサブジェクトと本文を検索可能です。<br />     [[Image(MailArc003mini.png)]]<br /> <br /> </li><li>メールのタイムライン表示<br /> Tracのタイムライン機能で、メールの送信日をもとにタイムラインとして表示可能です。<br /> チケットの登録やリポジトリのコミットと、メールの送信日をいっしょに表示することが出来ます。<br />     [[Image(MailArc004mini.png)]]<br /> <br />  </li><li>Wikiでリンク指定<br /> Tracの強力なリンク機能をメールにも適用します。Wikiにメール単体をさすリンクを指定可能です。Message-IDや、MLで良く使われるサブジェクト([aaa:001],[aaa 001]など)を リンクにします。<br />     <br /> </li> </ul>    <h2 id="3. セットアップ">3. セットアップ</h2>   <h3 id="3.1 ダウンロード">3.1 ダウンロード</h3>  以下からダウンロードしてください。<br />  ・[[Download2(MailArchivePlugin Version 0.1-r74,MailArchivePlugin0.1,mailarchiveplugin,74)]]<br />   <h3 id="3.2 インストール">3.2 インストール</h3>  MailArchivePluginのインストールを行います。[[FootNote(Tracのプラグインに共通する説明は、[wiki:TracPlugins TracPlugins]を参照してください。)]]<br />        <h4 id="(1) eggの設置 ">(1) eggの設置 </h4>       <p>zipを解凍してください。<br /> 解凍して出来たフォルダ配下に0.9と0.10というフォルダがあります。お使いのTracのバージョンが0.9.xの場合は0.9/srcのフォルダに、0.10.xの場合は0.10/srcのディレクトリに移動してください。<br />以下のコマンドを実行して下さい:  </p>     <pre class="wiki">$ python setup.py bdist_egg<br /></pre>      <p> distフォルダが作成されます。<br /> その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。<br /> </p>     <h4 id="(2) TracEnvのupgrade">(2) TracEnvのupgrade</h4>  DBにMailArchivePlugin用のテーブルを追加するために、TracEnvをupgradeする必要があります。以下のコマンドを実行してください。<br />   <pre>$ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade<br /></pre>   <h4 id="(3) mailarchive-amin.pyの設置">(3) mailarchive-amin.pyの設置</h4>srcディレクトリ直下にあるmailarchive-admin.pyを、実行しやすいディレクトリ(/usr/local/binとか)にコピーしてください。<br /> <h4 id="(4) Trac.iniの設定">(4) Trac.iniの設定</h4>   MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。<br />  (pluginフォルダに置いた場合には不要)<br />     <pre>[componets]<br />mailarchiveplugin.* = enabled<br /></pre>  ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。<br />    ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。<br />    引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。<br />  <br />     <h2 id="4. メールのインポート">4. メールのインポート</h2>   <h3 id="4.1 説明">4.1 説明</h3>    <p>MailArchivePluginでメールを表示・検索するには、まずメールデータをTracに取込む(=インポートする)必要があります。<br />  </p> メー ルをインポートするには、2通りの方法があります。unixmail形式のメールファイルのインポートと、pop3サーバからのメールの受信です。「片方 の方法だけ使う」ことも可能ですし、「最初に今までのメールをインポートしてから、今後はpop3でメールを受信する。」というような使い方をも可能で す。<br />        <blockquote><strong>注意:</strong><br />   <ul><li>メールのデータはTracEnvのデータベースに保存します。ディスク使用量に注意してください。大抵はメールのほうがTracに蓄積されたデータよりも大きいので。。</li><li>メー ルの添付ファイルはTracのAttachmentとして保存します。Trac.iniに記載されたサイズより大きな添付ファイルは取り込み出来ません。 Trac.iniの[attachment]のmax_size(デフォルトは262,144Byte)を大きくしたほうがよいでしょう。</li><li>HTML形式のメールは取り込み出来ません。</li><li><strike>マ ルイチなどの記号文字は取り込み出来ない可能性が高いです。これは日本でのメールの標準的な文字コードがJISであるところか らくる仕様です。(どうしても取り込みたければ、コーデックを開発してTrac.iniの[mailarchive]のcodecaliasに設定してく ださい。)<br /></strike>&rarr;[52]以降は、trac.iniのcodecaliasesにnkfを指定することで、マルイチなども取込み可能です。(#13参照)<br /></li><li>メールデータのユニークキーはMessage-IDです。すでにDBに同じMessage-IDのメールがDBに存在する場合は、新しく取込んだメールで上書きします。<br />     </li></ul> </blockquote>              <h3 id="4.2 設定 ">4.2 設定 </h3>    Trac.iniの以下の項目を設定してください。 <br />  <br /> <strong>           [mailarchive]</strong><br />   <table  border=0 class=wiki >  <tbody><tr><td>codecaliases  </td><td> 読み込み時のコーデック変換エイリアスをしています。変換しない場合は不要です。<br /> 以下の書式で記載してください。<br /><ul><li>メールの文字コード:pythonのコーデック名[,メールの文字コード:pythonのコーデック名]...</li></ul>[52]以降は、コーデック名のところに、cmd:実行ファイルパスを書くと、外部の変換プログラムを呼び出し可能です。<br />変換プログラムは、標準入力から入力を受け取り、標準出力に結果をutf-8で出力する必要があります。<br />(#13参照)<br />        </td></tr><tr><td>pop3_server  </td><td>pop3サーバのアドレスを指定します。pop3受信しない場合は不要です。 <br /> </td></tr><tr><td>pop3_user  </td><td> pop3サーバへ接続するためのアカウントを指定します。pop3受信しない場合は不要です。</td></tr><tr><td>pop3_password  </td><td> pop3サーバへ接続するためのパスワードを指定します。<br /> </td></tr><tr><td>pop3_delete  </td><td>pop3サーバのメールを削除するかどうかを指定します。(デフォルト:none)<br /> pop3受信しない場合は不要です。<br />       <ul><li>none:削除しない。</li><li>imported:インポートできたもののみ削除する。</li><li>all:すべて削除する。 </li></ul> </td></tr></tbody>        </table>           <p>なお、日本では、codecaliasesにiso-2022-jp:iso-2022-jp-2004                                                  を指定するのがお勧めです。<br /> </p>   <h3 id="4.3 取込み方法 ">4.3 取込み方法 </h3>    <h4 id="(1) メールファイル(unixmail形式)のインポート">(1) メールファイル(unixmail形式)のインポート</h4>     あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。<br />  unixmail形式のメールをインポート可能です。<br /> <br /> メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。<br />  ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。<br />  メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。<br />     <pre>$ python mailarchive-admin.py [TracEnvのディレクトリ] import [ML名] [インポートするファイルのパス]<br /></pre>  例:<br />   <pre>$ python mailarchive-admin.py /var/trac/tracenv import mailarc-ML /tmp/mail_2006<br /></pre>    <h4 id="(2) pop3メールの受信">(2) pop3メールの受信</h4>  pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。<br />  <br />   メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。[[FootNote(Trac.iniのpop3_*を事前に指定して置いてください)]]<br />   ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。<br />  メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。<br />       <pre>$ python mailarchive-admin.py [TracEnvのディレクトリ] pop3 [ML名]<br /></pre>   例:<br />     <pre>$ python mailarchive-admin.py /var/trac/tracenv pop3 mailarc-ML<br /></pre>    取り込みを行うシェルを書いて、cronに設定しておくとよいでしょう。[[FootNote(Windowsではバッチをかいてタスクに登録ですね。)]]<br />  シェルの例[[FootNote(パスはあなたの環境に合わせて書き換えてください)]]:<br />   <pre>#!/bin/csh<br /><br />source $HOME/.cshrc<br />python /local/bin/mailarc-admin.py /var/trac/tracenvmailarc &gt;&gt; /var/trac/repo/log/mailarc.log<br /></pre>     <h2 id="5. 使用方法">5. 使用方法</h2>メニューにある「メール倉庫」をクリックしてください。一番最近の月のメールがスレッド表示されます。画面右に、ML毎、月毎のメールの数が表示されます。これをクリックすると、そのML/月のメールがスレッド表示されます。<br /> メールを1件クリックしてみてください。メールの中身が表示されます。画面右には、同じスレッドに属するメールが表示されます。添付ファイルがあれば、画面下のAttachement欄に表示されます。<br /> <br /> <h2 id="6. カスタマイズ">6. カスタマイズ</h2>     Trac.iniの以下の項目を設定することで、MailArchivePluginの動きを細かく制御することが出来ます。 <br />   <br />  <strong>           [mailarchive]</strong><br />       <table  border=0 class=wiki > <tbody><tr><td>title<br /> </td><td>メニューバー、検索、タイムラインで使うMailArchiveプラグインのタイトルを設定します。(デフォルト:!MailArchive)<br /> このサイトでは'メール倉庫&rsquo; <br /> </td></tr><tr><td> wikiview<br /> </td><td> メール本文を表示する場合に、wiki文法に従い変換するか否かを設定します。(デフォルト:enabled)<br /> disabledにすると、メール本文をテキストとしてそのまま表示します。<br /> enabledにすると、本文にwiki文法に沿った文字があると、変換します。(例えば<em>!#1</em>があると、チケット1へのリンクになります)<br /> </td></tr><tr><td>replaceat  </td><td>メールアドレスの@を変換する文字を設定します。(デフォルト:'_at_')<br /> 全角の@にするのが日本では一般的?<br /> </td></tr></tbody> </table> <br /> <strong>           [components]</strong><br />        <table  border=0 class=wiki >  <tbody><tr><td>mailarchive.mailarchive.!NavigationContributor </td><td>disabledにすると、メニューバーにMailArchiveが表示しません。 </td></tr><tr><td>mailarchive.mailarchive.!SearchProvider  </td><td>disabledにすると、検索にMailArchiveが表示しません。<br />  </td></tr><tr><td>mailarchive.mailarchive.Timeline</td><td>disabledにすると、タイムラインにMailArchiveが表示しません。</td></tr><tr><td>mailarchive.wikisyntax.!WikiSyntaxMail</td><td>disabledにすると、wiki内の!mail:1 という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。<br /> </td></tr><tr><td>mailarchive.wikisyntax.!WikiSyntaxMl</td><td>disabledにすると、wiki内の[ML名:1]や[ML名 1]という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。<br /> </td></tr><tr><td>mailarchive.wikisyntax.!WikiSyntaxMessageId</td><td>disabledにすると、wiki内のMessage-ID:という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。<br /> </td></tr></tbody> </table>  <br /><h2 id="7. 開発中のソースについて">7. 開発中のソースについて</h2>開発中の最新版は、[[Download2(ここ,MailArchivePluginDev,mailarchiveplugin,)]]から取得できます。<br />開発中のもののため動かない可能性もあります。<br />  <h2 id="8. ご意見・ご要望">8. ご意見・ご要望</h2> ご意見・ご要望は以下から登録してください。<br /><ul><li>Trac0.9.xをお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&amp;version=Trac0.9 こちら]        </li><li>Trac0.10.xをお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&amp;version=Trac0.10 こちら]                            </li></ul>  これまでに登録されたものは[query:?component=MailArchivePlugin こちら]                          を参照してください。<br /> <br />     <br /> [[FootNote]]<br />  <br /> 
     28svn checkout  
     29http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/mailarchive 
     30  
    431}}} 
     32 
     33=== 3.2 インストール === 
     34 
     35MailArchivePluginのインストールを行います。 
     36 
     37=== 3.2.1 Trac 0.11の場合 === 
     38 
     39==== (1) インストール ==== 
     40 
     41zipを解凍してください。[[BR]]Trac0.11用の最新版はtrunkフォルダにあります。[[BR]]setup.pyがあるフォルダに移動してください。[[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     42{{{ 
     43$ python setup.py install 
     44}}} 
     45 
     46(bdist_eggでeggファイルを作るやり方だと、スクリプトがうまく動かないみたいです。) 
     47 
     48==== (2) TracEnvのupgrade ==== 
     49 
     50DBにMailArchivePlugin用のテーブルを追加するために、TracEnvをupgradeする必要があります。以下のコマンドを実行してください。 
     51{{{ 
     52$ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade  
     53}}} 
     54 
     55==== (3) Trac.iniの設定 ==== 
     56 
     57MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。[[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     58{{{ 
     59[componets] 
     60mailarchiveplugin.* = enabled  
     61}}} 
     62 
     63ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。[[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。[[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
     64 
     65=== 3.2.2 Trac 0.9、0.10用の場合 === 
     66 
     67==== (1) eggの設置 ==== 
     68 
     69zipを解凍してください。[[BR]]最新版はtrunkフォルダにあります。古いTrac用(0.9, 0.10)のものはbranchesフォルダにあります。[[BR]]使用するバージョンのsetup.pyがあるフォルダに移動してください。[[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     70{{{ 
     71$ python setup.py bdist_egg 
     72}}} 
     73 
     74distフォルダが作成されます。[[BR]]その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。 
     75 
     76==== (2) TracEnvのupgrade ==== 
     77 
     78DBにMailArchivePlugin用のテーブルを追加するために、TracEnvをupgradeする必要があります。以下のコマンドを実行してください。 
     79{{{ 
     80$ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade 
     81}}} 
     82 
     83==== (3) mailarchive-amin.pyの設置 ==== 
     84 
     85srcディレクトリ直下にあるmailarchive-admin.pyを、実行しやすいディレクトリ(/usr/local/binとか)にコピーしてください。 
     86 
     87==== (4) Trac.iniの設定 ==== 
     88 
     89MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。[[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     90{{{ 
     91[componets] 
     92mailarchiveplugin.* = enabled  
     93}}} 
     94 
     95ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。[[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。[[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
     96 
     97== 4. メールのインポート == 
     98 
     99=== 4.1 説明 === 
     100 
     101MailArchivePluginでメールを表示・検索するには、まずメールデータをTracに取込む(=インポートする)必要があります。 
     102 
     103メー ルをインポートするには、2通りの方法があります。unixmail形式のメールファイルのインポートと、pop3サーバからのメールの受信です。「片方 の方法だけ使う」ことも可能ですし、「最初に今までのメールをインポートしてから、今後はpop3でメールを受信する。」というような使い方をも可能で す。 '''注意:''' * メールのデータはTracEnvのデータベースに保存します。ディスク使用量に注意してください。大抵はメールのほうがTracに蓄積されたデータよりも大きいので。。 
     104 
     105  * メー ルの添付ファイルはTracのAttachmentとして保存します。Trac.iniに記載されたサイズより大きな添付ファイルは取り込み出来ません。 Trac.iniの[attachment]のmax_size(デフォルトは262,144Byte)を大きくしたほうがよいでしょう。 
     106  * HTML形式のメールは取り込み出来ません。 
     107  * マルイチなどの記号文字を取り込むためには、nkfが別途必要です。 
     108  * メールデータのユニークキーはMessage-IDです。すでにDBに同じMessage-IDのメールがDBに存在する場合は、新しく取込んだメールで上書きします。 
     109 
     110=== 4.2 設定 === 
     111 
     112Trac.iniの以下の項目を設定してください。[[BR]] '''[mailarchive]''' 
     113 
     114||codecaliases||読み込み時のコーデック変換エイリアスをしています。変換しない場合は不要です。[[BR]]以下の書式で記載してください。メールの文字コード:pythonのコーデック名[,メールの文字コード:pythonのコーデック名]...コーデック名のところに、cmd:実行ファイルパスを書くと、外部の変換プログラムを呼び出し可能です。変換プログラムは、標準入力から入力を受け取り、標準出力に結果をutf-8で出力する必要があります。|| 
     115||pop3_server||pop3サーバのアドレスを指定します。pop3受信しない場合は不要です。|| 
     116||pop3_user||pop3サーバへ接続するためのアカウントを指定します。pop3受信しない場合は不要です。|| 
     117||pop3_password||pop3サーバへ接続するためのパスワードを指定します。|| 
     118||pop3_delete[[BR]]||pop3サーバのメールを削除するかどうかを指定します。(デフォルト:none)[[BR]]pop3受信しない場合は不要です。[[BR]]none:削除しない。[[BR]]imported:インポートできたもののみ削除する。[[BR]]all:すべて削除する。|| 
     119 
     120なお、日本では、codecaliasesにiso-2022-jp:iso-2022-jp-2004 を指定するのがお勧めです。 
     121 
     122=== 4.3 取込み方法 ==== 
     123 
     124==== (1) メールファイル(unixmail形式)のインポート ==== 
     125 
     126あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]unixmail形式のメールをインポート可能です。[[BR]]メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。[[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     127{{{ 
     128$ python mailarchive-admin.py [TracEnvのディレクトリ] import [ML名] [インポートするファイルのパス] 
     129}}} 
     130 
     131例: 
     132{{{ 
     133$ python mailarchive-admin.py /var/trac/tracenv import mailarc-ML /tmp/mail_2006 
     134  
     135}}} 
     136 
     137==== (2) pop3メールの受信 ==== 
     138 
     139pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。 ^[http://weekbuild.sakura.ne.jp/#FootNote1.2 2]^ [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     140{{{ 
     141$ python mailarchive-admin.py [TracEnvのディレクトリ] pop3 [ML名] 
     142}}} 
     143 
     144例: 
     145 
     146{{{ 
     147$ python mailarchive-admin.py /var/trac/tracenv pop3 mailarc-ML 
     148}}} 
     149 
     150取り込みを行うシェルを書いて、cronに設定しておくとよいでしょう。 
     151 
     152シェルの例: 
     153{{{ 
     154#!/bin/csh 
     155 
     156source $HOME/.cshrc 
     157python /local/bin/mailarc-admin.py /var/trac/tracenvmailarc >> /var/trac/repo/log/mailarc.log 
     158}}} 
     159 
     160== 5. 使用方法 == 
     161 
     162メニューにある「メール倉庫」をクリックしてください。一番最近の月のメールがスレッド表示されます。画面右に、ML毎、月毎のメールの数が表示されます。これをクリックすると、そのML/月のメールがスレッド表示されます。[[BR]]メールを1件クリックしてみてください。メールの中身が表示されます。画面右には、同じスレッドに属するメールが表示されます。添付ファイルがあれば、画面下のAttachement欄に表示されます。 
     163 
     164== 6. カスタマイズ == 
     165 
     166Trac.iniの以下の項目を設定することで、MailArchivePluginの動きを細かく制御することが出来ます。 
     167 
     168'''[mailarchive]''' 
     169 
     170||title||メニューバー、検索、タイムラインで使うMailArchiveプラグインのタイトルを設定します。(デフォルト:MailArchive)[[BR]]このサイトでは'メール倉庫’|| 
     171||wikiview[[BR]]||メール本文を表示する場合に、wiki文法に従い変換するか否かを設定します。(デフォルト:enabled)[[BR]]disabledにすると、メール本文をテキストとしてそのまま表示します。enabledにすると、本文にwiki文法に沿った文字があると、変換します。(例えば #1 があると、チケット1へのリンクになります)|| 
     172||replaceat||メールアドレスの@を変換する文字を設定します。(デフォルト:'_at_')[[BR]]全角の@にするのが日本では一般的?|| 
     173 
     174'''[components]''' 
     175 
     176||mailarchive.mailarchive.NavigationContributor||disabledにすると、メニューバーにMailArchiveを表示しません。|| 
     177||mailarchive.mailarchive.SearchProvider||disabledにすると、検索にMailArchiveを表示しません。|| 
     178||mailarchive.mailarchive.Timeline||disabledにすると、タイムラインにMailArchiveが表示しません。|| 
     179||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMail||disabledにすると、wiki内のmail:1 という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
     180||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMl||disabledにすると、wiki内の[ML名:1]や[ML名 1]という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
     181||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMessageId||disabledにすると、wiki内のMessage-ID:という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
     182 
     183== 7. 開発中のソースについて == 
     184 
     185メンテナンスは、 [http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/wiki/FrontPage Sibuya.trac] で行っています。svnから取得してください。 
     186 
     187=== 8. ご意見・ご要望 === 
     188 
     189ご意見・ご要望は以下から登録してください。 
     190 
     191  * Trac0.9をお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&amp;version=Trac0.9 こちら] 
     192  * Trac0.10をお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&amp;version=Trac0.10 こちら] 
     193  * Trac0.11devをお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&amp;version=Trac0.11 こちら] 
     194 
     195これまでに登録されたものは[query:?component=MailArchivePlugin こちら]を参照してください。 
     196--