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バージョン 29 から バージョン 30 における更新: TracDoc/MailArchivePlugin

差分発生行の前後
無視リスト:
更新日時:
2008/11/03 13:25:05 (16 年 前)
更新者:
hirobe (IP アドレス: 133.6.203.10)
コメント:

--

凡例:

変更なし
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変更
  • TracDoc/MailArchivePlugin

    v29 v30  
    11= メールをTracに蓄積 - MailArchiveプラグイン = 
    2  
    32== 1. 概要 == 
    4  
    5 MLなどのメールを保管し、Tracにて表示・検索するためのプラグインです。[[BR]]プロジェクトですでに使用しているMLがあり、その内容をTracで一元管理したい場合にお使いください。[[BR]]( [http://trac-hacks.org/wiki/EmailtoTracScript EmailtoTracScript] の様に、メールをチケットに投入する機能はありません。) 
     3MLなどのメールを保管し、Tracにて表示・検索するためのプラグインです。   [[BR]]プロジェクトですでに使用しているMLがあり、その内容をTracで一元管理したい場合にお使いください。    [[BR]]( [http://trac-hacks.org/wiki/EmailtoTracScript EmailtoTracScript] の様に、メールをチケットに投入する機能はありません。) 
    64 
    75Tracの強力なリンク機能を利用できます。たとえば、Wikiで特定のメールを示すリンクを作成したり、メールの本文に書かれたチケットの番号をリンクにしてしまうことが可能です。また、検索やタイムラインといったTracの基本機能にも対応しています。 
    86 
    9 Trac 0.9,Trac 0.10,Trac 0.11beta1に対応しています。 
     7Trac 0.9,Trac 0.10,Trac 0.11に対応しています。 
    108 
    119== 2. 主な機能 == 
    12  
    13   * メールのインポート[[BR]]unixmail形式のメールのインポートします。添付ファイルはTracのAttachementとして管理します。[[BR]] 
    14   * メールサーバからのメール受信[[BR]]pop3でサーバから直接メールを受信可能です。[[BR]] 
    15   * 読み込んだメールのスレッドツリー表示[[BR]]ML名ごと・月ごとにメールをスレッド表示します。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc001mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
    16   * メール本文のWiki表示[[BR]]メール本文にTracのwiki構文で解釈し、リンクに変換します。 たとえばメール本文内に '' [Ticket #1 #1] '' という文字があれば、チケットの [Ticket #1 #1] へのリンクに変換します。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc005mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
    17   * メールの検索[[BR]]Tracの検索機能で、メールのサブジェクトと本文を検索可能です。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc003mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
    18   * メールのタイムライン表示[[BR]]Tracのタイムライン機能で、メールの送信日をもとにタイムラインとして表示可能です。[[BR]]チケットの登録やリポジトリのコミットと、メールの送信日をいっしょに表示することが出来ます。[[BR]] [[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc004mini.png?format=raw)]] [[BR]] 
    19   * Wikiでリンク指定[[BR]]Tracの強力なリンク機能をメールにも適用します。Wikiにメール単体をさすリンクを指定可能です。Message-IDや、MLで良く使われるサブジェクト([aaa:001],[aaa 001]など)を リンクにします。 
    20  
     10 * メールのインポート     [[BR]]unixmail形式のメールのインポートします。添付ファイルはTracのAttachementとして管理します。      [[BR]] 
     11 * メールサーバからのメール受信     [[BR]]pop3でサーバから直接メールを受信可能です。      [[BR]] 
     12 * 読み込んだメールのスレッドツリー表示     [[BR]]ML名ごと・月ごとにメールをスレッド表示します。      [[BR]](件数が多い場合、さらにページ分割されます)      [[BR]][[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc001mini.png?format=raw)]]       [[BR]] 
     13 * メール本文のWiki表示     [[BR]]メール本文にTracのwiki構文で解釈し、リンクに変換します。 たとえばメール本文内に #1という文字があれば、チケット1 へのリンクに変換します。      [[BR]][[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc005mini.png?format=raw)]]       [[BR]] 
     14 * メールの検索     [[BR]]Tracの検索機能で、メールのサブジェクトと本文を検索可能です。      [[BR]][[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc003mini.png?format=raw)]]       [[BR]] 
     15 * メールのタイムライン表示     [[BR]]Tracのタイムライン機能で、メールの送信日をもとにタイムラインとして表示可能です。      [[BR]]チケットの登録やリポジトリのコミットと、メールの送信日をいっしょに表示することが出来ます。      [[BR]][[Image(http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/attachment/wiki/TracDoc/MailArchivePlugin/MailArc004mini.png?format=raw)]]       [[BR]] 
     16 * Wikiでリンク指定     [[BR]]Tracの強力なリンク機能をメールにも適用します。Wikiにメール単体をさすリンクを指定可能です。Message-IDや、MLで良く使われるサブジェクト([aaa:001],[aaa 001]など)を リンクにします。 
    2117== 3. セットアップ == 
    22  
    2318=== 3.1 ダウンロード === 
    24  
    25 Subversion を使用してはHTTP経由でチェックアウトしてください。コマンドラインクライアントでは、以下のようにします。(詳しくは[http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/cvs/ http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/cvs/] 参照) 
    26  
    27 {{{ 
    28 svn checkout http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/mailarchiveplugin  
     19Subversion を使用してはHTTP経由でチェックアウトしてください。コマンドラインクライアントでは、以下のようにします。(詳しくはhttp://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/cvs/ 参照) 
     20 
     21{{{ 
     22svn checkout http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/mailarchiveplugin 
    2923}}} 
    3024 
    3125=== 3.2 インストール === 
    32  
    3326MailArchivePluginのインストールを行います。 
    3427 
    3528=== 3.2.1 Trac 0.11の場合 === 
    36  
    37 ====== (1) インストール ====== 
    38  
    39 zipを解凍してください。[[BR]]Trac0.11用の最新版はtrunkフォルダにあります。[[BR]]setup.pyがあるフォルダに移動してください。[[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     29===== (1) インストール ===== 
     30zipを解凍してください。  [[BR]]Trac0.11用の最新版はtrunkフォルダにあります。  [[BR]]setup.pyがあるフォルダに移動してください。  [[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     31 
    4032{{{ 
    4133$ python setup.py install 
     
    4436(bdist_eggでeggファイルを作るやり方だと、スクリプトがうまく動かないみたいです。) 
    4537 
    46 ====== (2) TracEnvのupgrade ====== 
    47  
     38===== (2) TracEnvのupgrade ===== 
    4839DBにMailArchivePlugin用のテーブルを追加するために、TracEnvをupgradeする必要があります。以下のコマンドを実行してください。 
    49 {{{ 
    50 $ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade  
    51 }}} 
    52  
    53 ====== (3) Trac.iniの設定 ====== 
    54  
    55 MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。[[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     40 
     41{{{ 
     42$ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade 
     43}}} 
     44 
     45===== (3) Trac.iniの設定 ===== 
     46MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。  [[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     47 
    5648{{{ 
    5749[componets] 
    58 mailarchiveplugin.* = enabled  
    59 }}} 
    60  
    61 ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。[[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。[[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
     50mailarchiveplugin.* = enabled 
     51}}} 
     52 
     53ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「MailArchive」というメニューが追加されていると思います。  [[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。  [[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
    6254 
    6355=== 3.2.2 Trac 0.9、0.10用の場合 === 
    64  
    65 ====== (1) eggの設置 ====== 
    66  
    67 zipを解凍してください。[[BR]]最新版はtrunkフォルダにあります。古いTrac用(0.9, 0.10)のものはbranchesフォルダにあります。[[BR]]使用するバージョンのsetup.pyがあるフォルダに移動してください。[[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     56===== (1) eggの設置 ===== 
     57zipを解凍してください。  [[BR]]最新版はtrunkフォルダにあります。古いTrac用(0.9, 0.10)のものはbranchesフォルダにあります。  [[BR]]使用するバージョンのsetup.pyがあるフォルダに移動してください。  [[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 
     58 
    6859{{{ 
    6960$ python setup.py bdist_egg 
    7061}}} 
    7162 
    72 distフォルダが作成されます。[[BR]]その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。 
    73  
    74 ====== (2) TracEnvのupgrade ====== 
    75  
     63distフォルダが作成されます。  [[BR]]その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。 
     64 
     65===== (2) TracEnvのupgrade ===== 
    7666DBにMailArchivePlugin用のテーブルを追加するために、TracEnvをupgradeする必要があります。以下のコマンドを実行してください。 
     67 
    7768{{{ 
    7869$ trac-admin [TracEnvのディレクトリ] upgrade 
    7970}}} 
    8071 
    81 ====== (3) mailarchive-amin.pyの設置 ====== 
    82  
     72===== (3) mailarchive-amin.pyの設置 ===== 
    8373srcディレクトリ直下にあるmailarchive-admin.pyを、実行しやすいディレクトリ(/usr/local/binとか)にコピーしてください。 
    8474 
    85 ====== (4) Trac.iniの設定 ====== 
    86  
    87 MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。[[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     75===== (4) Trac.iniの設定 ===== 
     76MailArchivePluginを使用可能にするには、Trac.iniの[components]カテゴリに以下を加えてください。  [[BR]](pluginフォルダに置いた場合には不要) 
     77 
    8878{{{ 
    8979[componets] 
    90 mailarchiveplugin.* = enabled  
    91 }}} 
    92  
    93 ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。[[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。[[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
     80mailarchiveplugin.* = enabled 
     81}}} 
     82 
     83ここまでで、MailArchivePluginのインストールは終了です。メインメニューに「メール倉庫」というメニューが追加されていると思います。  [[BR]]ただし、まだメールをインポートしてないので、メニューを押しても何も表示されません。  [[BR]]引き続き、メールをインポートするための設定と、メールのインポートを行ってください。 
    9484 
    9585== 4. メールのインポート == 
    96  
    9786=== 4.1 説明 === 
    98  
    9987MailArchivePluginでメールを表示・検索するには、まずメールデータをTracに取込む(=インポートする)必要があります。 
    10088 
    10189メー ルをインポートするには、2通りの方法があります。unixmail形式のメールファイルのインポートと、pop3サーバからのメールの受信です。「片方 の方法だけ使う」ことも可能ですし、「最初に今までのメールをインポートしてから、今後はpop3でメールを受信する。」というような使い方をも可能で す。 '''注意:''' * メールのデータはTracEnvのデータベースに保存します。ディスク使用量に注意してください。大抵はメールのほうがTracに蓄積されたデータよりも大きいので。。 
    10290 
    103   * メー ルの添付ファイルはTracのAttachmentとして保存します。Trac.iniに記載されたサイズより大きな添付ファイルは取り込み出来ません。 Trac.iniの[attachment]のmax_size(デフォルトは262,144Byte)を大きくしたほうがよいでしょう。 
    104   * HTML形式のメールは取り込み出来ません。 
    105   * マルイチなどの記号文字を取り込むためには、nkfが別途必要です。 
    106   * メールデータのユニークキーはMessage-IDです。すでにDBに同じMessage-IDのメールがDBに存在する場合は、新しく取込んだメールで上書きします。 
    107  
     91 * メー ルの添付ファイルはTracのAttachmentとして保存します。Trac.iniに記載されたサイズより大きな添付ファイルは取り込み出来ません。 Trac.iniの[attachment]のmax_size(デフォルトは262,144Byte)を大きくしたほうがよいでしょう。 
     92 * HTML形式のメールは取り込み出来ません。 
     93 * マルイチなどの記号文字を取り込むためには、nkfが別途必要です。 
     94 * メールデータのユニークキーはMessage-IDです。すでにDBに同じMessage-IDのメールがDBに存在する場合は、新しく取込んだメールで上書きします。 
    10895=== 4.2 設定 === 
    109  
    11096Trac.iniの以下の項目を設定してください。 
    11197 
    11298'''[mailarchive]''' 
    11399 
    114 ||codecaliases||読み込み時のコーデック変換エイリアスをしています。変換しない場合は不要です。[[BR]]以下の書式で記載してください。メールの文字コード:pythonのコーデック名[,メールの文字コード:pythonのコーデック名]...コーデック名のところに、cmd:実行ファイルパスを書くと、外部の変換プログラムを呼び出し可能です。変換プログラムは、標準入力から入力を受け取り、標準出力に結果をutf-8で出力する必要があります。|| 
    115 ||pop3_server||pop3サーバのアドレスを指定します。pop3受信しない場合は不要です。|| 
    116 ||pop3_user||pop3サーバへ接続するためのアカウントを指定します。pop3受信しない場合は不要です。|| 
    117 ||pop3_password||pop3サーバへ接続するためのパスワードを指定します。|| 
    118 ||pop3_delete[[BR]]||pop3サーバのメールを削除するかどうかを指定します。(デフォルト:none)[[BR]]pop3受信しない場合は不要です。[[BR]]none:削除しない。[[BR]]imported:インポートできたもののみ削除する。[[BR]]all:すべて削除する。|| 
    119  
    120 なお、日本ではマルイチなどの機種依存文字が含まれるJIS形式のメールが普通に送られてきますが、 
    121 これを取り込みたい場合は、nkfが必要です。 
    122 nkf(V2.0以上)をパスのとおったフォルダにおき、trac.iniにて以下の様に指定してください。 
     100||codecaliases||読み込み時のコーデック変換エイリアスをしています。変換しない場合は不要です。        [[BR]]以下の書式で記載してください。メールの文字コード:pythonのコーデック名[,メールの文字コード:pythonのコーデック名]...コーデック名のところに、cmd:実行ファイルパスを書くと、外部の変換プログラムを呼び出し可能です。変換プログラムは、標準入力から入力を受け取り、標準出力に結果をutf-8で出力する必要があります。 || 
     101||pop3_server||pop3サーバのアドレスを指定します。pop3受信しない場合は不要です。 || 
     102||pop3_user||pop3サーバへ接続するためのアカウントを指定します。pop3受信しない場合は不要です。 || 
     103||pop3_password||pop3サーバへ接続するためのパスワードを指定します。 || 
     104||pop3_delete        [[BR]]||pop3サーバのメールを削除するかどうかを指定します。(デフォルト:none)        [[BR]]pop3受信しない場合は不要です。        [[BR]]none:削除しない。[[BR]]imported:インポートできたもののみ削除する。[[BR]]all:すべて削除する。 || 
     105 
     106なお、日本ではマルイチなどの機種依存文字が含まれるJIS形式のメールが普通に送られてきますが、これを取り込みたい場合は、nkfが必要です。 nkf(V2.0以上)をパスのとおったフォルダにおき、trac.iniにて以下の様に指定してください。 
     107 
    123108{{{ 
    124109[mailarchive] 
    125110codecaliases = iso-2022-jp:cmd:nkf -J -w8 -x --cp932,Shift_JIS:cp932 
    126 Shift_JISの指定はおまけ(つけないで試してみたらShift_JISの変換失敗があったため)。  
    127 }}} 
     111Shift_JISの指定はおまけ(つけないで試してみたらShift_JISの変換失敗があったため)。 
     112}}} 
     113 
    128114あなたの周りの人が、そんなメール送るやついねぇという良い人たちばかりでしたら、codecaliasesにiso-2022-jp:iso-2022-jp-2004 くらいを指定しておけばよいでしょう。 
    129115 
    130116=== 4.3 取込み方法(Trac0.11用) === 
    131 Trac0.11用のMailArchiveプラグインでは、プラグインインストール時に、スクリプト用のフォルダパス(tracdとがあるのと同じ)に 
    132 TracMailArchive-adminというコマンドが作成されます。これを使用してください。  
    133  
    134 ====== (1) メールファイル(unixmail形式)のインポート ====== 
    135  
    136 あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]unixmail形式のメールをインポート可能です。[[BR]]メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。[[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     117Trac0.11用のMailArchiveプラグインでは、プラグインインストール時に、スクリプト用のフォルダパス(tracdとがあるのと同じ)に TracMailArchive-adminというコマンドが作成されます。これを使用してください。 
     118 
     119===== (1) メールファイル(unixmail形式)のインポート ===== 
     120あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。  [[BR]]unixmail形式のメールをインポート可能です。  [[BR]]メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。  [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。  [[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
    137121 
    138122{{{ 
    139123[スクリプト用のフォルダパス]/TracMailArchive-admin [TracEnvのディレクトリ] pop3 [ML名] 
    140124}}} 
     125 
    141126例(Unix): 
     127 
    142128{{{ 
    143129$ python /usr/bin/TracMailArchive-admin /var/trac/tracenv import mailarc-ML /tmp/mail_2006 
    144130}}} 
     131 
    145132例(Windows): 
     133 
    146134{{{ 
    147135$ TracMailArchive-admin.exe /var/trac/tracenv import mailarc-ML /tmp/mail_2006 
     
    149137 
    150138===== (2) pop3メールの受信 ===== 
    151  
    152 pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。 [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     139pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。  [[BR]]メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。   [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。  [[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     140 
    153141{{{ 
    154142$ python [スクリプト用のフォルダパス]/TracMailArchive-admin [TracEnvのディレクトリ] pop3 [ML名] 
     
    156144 
    157145例(Unix): 
     146 
    158147{{{ 
    159148$ python /usr/bin/TracMailArchive-admin /var/trac/tracenv pop3 mailarc-ML 
    160149}}} 
     150 
    161151例(Windows): 
     152 
    162153{{{ 
    163154$ TracMailArchive-admin.exe /var/trac/tracenv pop3 mailarc-ML 
    164155}}} 
    165156 
    166  
    167157取り込みを行うシェルを書いて、cronに設定しておくとよいでしょう。 
    168158 
    169159シェルの例: 
     160 
    170161{{{ 
    171162#!/bin/csh 
     
    178169Trac0.9,Trac0.10では、ソースに含まれるmailarchive-admin.pyを適当なフォルダにコピーして使用してください。 
    179170 
    180 ====== (1) メールファイル(unixmail形式)のインポート ====== 
    181  
    182 あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]unixmail形式のメールをインポート可能です。[[BR]]メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。[[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     171===== (1) メールファイル(unixmail形式)のインポート ===== 
     172あなたの手元にあるメールをまとめてインポートします。メールファイルのインポートを行わない場合は、この章は飛ばしてください。  [[BR]]unixmail形式のメールをインポート可能です。  [[BR]]メールを取込むには、以下のコマンドを実行してください。  [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。  [[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
    183173 
    184174{{{ 
     
    187177 
    188178例: 
     179 
    189180{{{ 
    190181$ python mailarchive-admin.py /var/trac/tracenv import mailarc-ML /tmp/mail_2006 
     
    192183 
    193184===== (2) pop3メールの受信 ===== 
    194  
    195 pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。[[BR]]メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。 [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。[[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     185pop3サーバからメールを受信します。pop3メールの受信を行わない場合は、この章は飛ばしてください。  [[BR]]メールを受信するには、以下のコマンドを実行してください。   [[BR]]ML名には、メーリングリストの(短い)名前を指定してください。画面に表示する際に、ここで指定したML名をキーにして分類されます。  [[BR]]メールの取込み状況およびエラーは、標準出力に出力されます。 
     186 
    196187{{{ 
    197188$ python mailarchive-admin.py [TracEnvのディレクトリ] pop3 [ML名] 
     
    207198 
    208199シェルの例: 
     200 
    209201{{{ 
    210202#!/bin/csh 
     
    215207 
    216208== 5. 使用方法 == 
    217  
    218 メニューにある「メール倉庫」をクリックしてください。一番最近の月のメールがスレッド表示されます。画面右に、ML毎、月毎のメールの数が表示されます。これをクリックすると、そのML/月のメールがスレッド表示されます。[[BR]]メールを1件クリックしてみてください。メールの中身が表示されます。画面右には、同じスレッドに属するメールが表示されます。添付ファイルがあれば、画面下のAttachement欄に表示されます。 
     209メニューにある「MailArchive」をクリックしてください。一番最近の月のメールがスレッド表示されます。画面右に、ML毎、月毎のメールの数が表示されます。これをクリックすると、そのML/月のメールがスレッド表示されます。  [[BR]]メールを1件クリックしてみてください。メールの中身が表示されます。画面右には、同じスレッドに属するメールが表示されます。添付ファイルがあれば、画面下のAttachement欄に表示されます。 
     210 
     211=== 5.1 パーミッションについて(Trac0.11のみ) === 
     212本機能を使用するためには、パーミッションの設定が必要です。'MAILARCHIVE_VIEW'権限をユーザに付与してください。 
    219213 
    220214== 6. カスタマイズ == 
    221  
    222215Trac.iniの以下の項目を設定することで、MailArchivePluginの動きを細かく制御することが出来ます。 
    223216 
    224217'''[mailarchive]''' 
    225218 
    226 ||title||メニューバー、検索、タイムラインで使うMailArchiveプラグインのタイトルを設定します。(デフォルト:MailArchive)[[BR]]このサイトでは'メール倉庫’|| 
    227 ||wikiview[[BR]]||メール本文を表示する場合に、wiki文法に従い変換するか否かを設定します。(デフォルト:enabled)[[BR]]disabledにすると、メール本文をテキストとしてそのまま表示します。enabledにすると、本文にwiki文法に沿った文字があると、変換します。(例えば #1 があると、チケット1へのリンクになります)|| 
    228 ||replaceat||メールアドレスの@を変換する文字を設定します。(デフォルト:'_at_')[[BR]]全角の@にするのが日本では一般的?|| 
     219||title        [[BR]](Trac0.9,Trac0.10)||メニューバー、検索、タイムラインで使うMailArchiveプラグインのタイトルを設定します。(デフォルト:MailArchive)        [[BR]]'''注意:'''Trac0.11用で廃止しました。[trac]ディレクティブの`mainnavをお使いください`|| 
     220||wikiview        [[BR]]||メール本文を表示する場合に、wiki文法に従い変換するか否かを設定します。(デフォルト:enabled)        [[BR]]disabled:メール本文をテキストとしてそのまま表示します。        [[BR]]enabled:本文にwiki文法に沿った文字があると、変換します。(例えば #1 があると、チケット1へのリンクになります) || 
     221||replaceat||'''Trac0.9,Trac0.10の場合:'''        [[BR]]メールアドレスの@を変換する文字を設定します。(デフォルト:'_at_')        [[BR]]'''Trac0.11の場合:'''        [[BR]]メールアドレスを表すリンクのリンク先として使用されるアドレスの@を変換する文字を設定します。(デフォルト:変換せず)        [[BR]]'''補足:'''Trac0.11用ではメールアドレスをリンクとし、直接見えなくなったためデフォルトは"変換せず"にしています。しかし、HTMLにはアドレスが書かれているので、インターネットに公開するサイトではアドレス収集対策として変更することをおすすめします。|| 
     222||item_pages        [[BR]](Trac0.11)||1ページに表示されるメールの件数を指定します。(デフォルト:50)        [[BR]]ページ分割しないという設定はありませんので、ページ分割をしたくない場合は、できるだけ大きな値を設定してください。        [[BR]]'''補足:'''1ページに表示されるメールは以下のように取得しています。従って、同一スレッドでも別ページに分かれる場合があります。        [[BR]](1)指定したカテゴリ、指定した月という条件でメールの送信日時順に取得        [[BR]](2)送信日時順に指定した件数でページに分割        [[BR]](3)分割したページ内でIn-Reply-Toに従いスレッドを構築|| 
     223||shown_pages        [[BR]](Trac0.11)||ページの目次の表示件数を設定します。(デフォルト:30)        [[BR]]なお、Tracの検索機能と同じように、必ずしも指定件数表示される訳ではないようです。よく分かりません。|| 
    229224 
    230225'''[components]''' 
    231226 
    232 ||mailarchive.mailarchive.NavigationContributor||disabledにすると、メニューバーにMailArchiveを表示しません。|| 
    233 ||mailarchive.mailarchive.SearchProvider||disabledにすると、検索にMailArchiveを表示しません。|| 
    234 ||mailarchive.mailarchive.Timeline||disabledにすると、タイムラインにMailArchiveが表示しません。|| 
    235 ||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMail||disabledにすると、wiki内のmail:1 という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
    236 ||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMl||disabledにすると、wiki内の[ML名:1]や[ML名 1]という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
    237 ||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMessageId||disabledにすると、wiki内のMessage-ID:という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。|| 
     227||mailarchive.mailarchive.NavigationContributor||disabledにすると、メニューバーにMailArchiveを表示しません。 || 
     228||mailarchive.mailarchive.SearchProvider||disabledにすると、検索にMailArchiveを表示しません。 || 
     229||mailarchive.mailarchive.Timeline||disabledにすると、タイムラインにMailArchiveが表示しません。 || 
     230||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMail||disabledにすると、wiki内のmail:1 という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。 || 
     231||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMl||disabledにすると、wiki内の[ML名:1]や[ML名 1]という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。 || 
     232||mailarchive.wikisyntax.WikiSyntaxMessageId||disabledにすると、wiki内のMessage-ID:という形式の文字をメールへのリンクに変換しません。 || 
    238233 
    239234== 7. 開発中のソースについて == 
    240  
    241235メンテナンスは、 [http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/wiki/FrontPage Sibuya.trac] で行っています。svnから取得してください。 
    242236 
    243237== 8. ご意見・ご要望 == 
    244  
    245238ご意見・ご要望は以下から登録してください。 
    246239 
    247   * Trac0.9をお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.9 こちら] 
    248   * Trac0.10をお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.10 こちら] 
    249   * Trac0.11devをお使いの方は[/trac/newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.11 こちら] 
    250  
    251 これまでに登録されたものは[query:?component=MailArchivePlugin こちら]を参照してください。 
    252 -- 
     240 * Trac0.9をお使いの方は[trac:newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.9 こちら] 
     241 * Trac0.10をお使いの方は[trac:newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.10 こちら] 
     242 * Trac0.11をお使いの方は[trac:newticket?component=MailArchivePlugin&version=Trac0.11 こちら] 
     243これまでに登録されたものは[http://weekbuild.sakura.ne.jp/trac/query?component=MailArchivePlugin こちら]を参照してください。 --