バージョン 4 から バージョン 5 における更新: TracDoc/SearchHyperEstraierPlugin
- 更新日時:
- 2008/04/26 18:06:57 (17 年 前)
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TracDoc/SearchHyperEstraierPlugin
v4 v5 1 2 = リポジトリの全文検索 with !HyperEstraier プラグイン Ver 0.1 = 3 4 == 1. 概要 == 5 6 この間作ったリポジトリ検索プラグインのHyperEstraier版を作りました。[[BR]]こっちはCGI版でもmod_python版でも動きます。 7 8 仕組み:バッチでリポジトリをエクスポートし、HyperEstraierのインデックスを生成します。Trac内でコマンド版cmdestを実行し、その結果を表示します。 9 10 cmdestの出力をXMLにしたせいでかえって文字コードがややこしかった。動作確認はWindowsのみで行ってます。[[BR]]HyperEstraierのpythonバインディングは使いませんでした。Windowsでのビルドに挫折。 11 12 [[Image(20060501002.png)]] 13 14 '''確認済み環境''' 15 16 ||Windows 2000Pro|||| 17 ||apache 2.0.54|||| 18 ||Trac-0.92-ja|||| 19 ||Hyper Estraier 1.1.2||インストール方法は「使うためには」を参照|| 20 21 '''制限''' 22 23 * リポジトリ内の最新のファイルしか検索できません。 24 * Windowsでしか動作確認してません。でもUnix系でも動くかも。 25 * apacheからcmdest.exeを起動できるように権限設定が必要かもしれません。 26 * もちろん動作は無保証です。コメントに何か書いてくれれば反応はするかもしれません。 27 28 == 3. セットアップ == 29 30 === 3.1 ダウンロード === 31 32 いったん停止。CoreReposのパスを書こう[[BR]] 33 34 === 3.2 インストール === 35 36 MailArchivePluginのインストールを行います。[[FootNote(Tracのプラグインに共通する説明は、[wiki:TracPlugins TracPlugins]を参照してください。)]][[BR]] 37 38 ==== (1) eggの設置 ==== 39 40 zipを解凍してください。[[BR]]解凍して出来たフォルダ配下のsrcディレクトリに移動してください。[[BR]]以下のコマンドを実行して下さい: 41 1 42 {{{ 2 #!html 3 <h1 id="リポジトリの全文検索 with !HyperEstraier プラグイン Ver 0.1">リポジトリの全文検索 with !HyperEstraier プラグイン Ver 0.1</h1> <h2 id="1. 概要">1. 概要</h2><p> この間作ったリポジトリ検索プラグインのHyperEstraier版を作りました。<br /> こっちはCGI版でもmod_python版でも動きます。 </p> <p> 仕組み:バッチでリポジトリをエクスポートし、HyperEstraierのインデックスを生成します。Trac内でコマンド版cmdestを実行し、その結果を表示します。 </p> <p> cmdestの出力をXMLにしたせいでかえって文字コードがややこしかった。動作確認はWindowsのみで行ってます。<br /> HyperEstraierのpythonバインディングは使いませんでした。Windowsでのビルドに挫折。</p><p>[[Image(20060501002.png)]]<br /> [[VisitCounter(TracDoc/SearchHyperEstraierPlugin)]]</p><p> <strong>確認済み環境</strong> </p> <table border=0 class=wiki > <tbody> <tr> <td> Windows 2000Pro </td> <td> </td> </tr> <tr> <td> apache 2.0.54 </td> <td> </td> </tr> <tr> <td> Trac-0.92-ja </td> <td> </td> </tr> <tr> <td> Hyper Estraier 1.1.2 </td> <td> インストール方法は「使うためには」を参照 </td> </tr> </tbody> </table><p><strong>制限</strong> </p><ul><li>リポジトリ内の最新のファイルしか検索できません。 </li><li>Windowsでしか動作確認してません。でもUnix系でも動くかも。 </li><li>apacheからcmdest.exeを起動できるように権限設定が必要かもしれません。 </li><li>もちろん動作は無保証です。コメントに何か書いてくれれば反応はするかもしれません。 </li></ul> <h2 id="3. セットアップ">3. セットアップ</h2> <h3 id="3.1 ダウンロード">3.1 ダウンロード</h3> 以下からダウンロードしてください。<br /> ・[[Download2(SearchHyperEstraierPlugin Version 0.1,SearchHyperEstraierPlugin0.1,searchhyperestraierplugin,34)]]<br /> <h3 id="3.2 インストール">3.2 インストール</h3> MailArchivePluginのインストールを行います。[[FootNote(Tracのプラグインに共通する説明は、[wiki:TracPlugins TracPlugins]を参照してください。)]]<br /> <h4 id="(1) eggの設置 ">(1) eggの設置 </h4> <p>zipを解凍してください。<br /> 解凍して出来たフォルダ配下のsrcディレクトリに移動してください。<br /> 以下のコマンドを実行して下さい: </p> <pre class="wiki">$ python setup.py bdist_egg<br /></pre> <p> distフォルダが作成されます。<br /> その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。<br /> </p> <h3 id="3.3 HyperEstraierをセットアップする">3.3 HyperEstraierをセットアップする</h3><p> HyperEstraierをインストールして動くようにしてください。以下の手順で私はできました。できないひとは自分で調べてね。</p><h4 id=" (1) HyperEstraierをインストール"> (1) HyperEstraierをインストール</h4><p> http://hyperestraier.sourceforge.net/ よりダウンロード(Windowsなら「 Windows版のバイナリパッケージ 」)。<br /> Unix系ならビルドするのかな。Windowsでは適当なフォルダ(C:\hyperestraier等)に解凍。</p><h4 id=" (2) 環境変数PATHの設定"> (2) 環境変数PATHの設定</h4><p> 環境変数PATHに、(1)で置いたフォルダを追加。<br /></p><h3 id=" 3.4.インデックスの設定をする "> 3.4.インデックスの設定をする </h3> <blockquote> </blockquote><p> リポジトリのエクスポートとインデックス生成を行うバッチを作成します。 makeindex.batを適切に書き換えてください。冒頭部の環境変数を書き換えてください。このバッチでやっているのは、(1)リポジトリのエクス ポート(2)インデックス生成です。Unix系の人は自分でがんばって。<br />なお、リポジトリのエクスポートの認証は考慮してません。認証が必要であればsvn exportに適切な引数を設定してください。 </p><blockquote> </blockquote><table border=0 class=wiki > <tbody> <tr> <td> EXPORT_FOLDER </td> <td> リポジトリのエクスポート先となるフォルダ。空のフォルダを指定。 </td> </tr> <tr> <td> REPOS_URI </td> <td> エクスポート元となるリポジトリのURI </td> </tr> <tr> <td> INDEX_FOLDER </td> <td> インデックスの生成先フォルダ。空のフォルダを指定。 </td> </tr></tbody></table> <blockquote> </blockquote><p> makeindex.batを実行した後で、以下のコマンドを実行して、正しく検索されることを確認してください。 </p><blockquote> </blockquote><pre class="wiki"> estcmd search -vx -sf -ic Shift_JIS [index_path] [query] >hoge.xml<br /></pre><blockquote> </blockquote><p> [query]には適当に結果が出るキーワード(注:半角アルファベットで)、[index_path]にはmakeindex.batで指定した INDEX_FOLDERを指定してください。 結果はhoge.xmlファイルに出力されます。テキストエディタで開いて文字コードがUTF-8で出力されていることを確認してください。 </p><blockquote> </blockquote> <blockquote> </blockquote><p> 動作確認ができたらmakeindex.batが1日1回実行できるようにWindowsのタスクを設定してください。 </p><blockquote> </blockquote><br /><h3 id=" 3.5 trac.iniを設定する "> 3.5 trac.iniを設定する </h3> <blockquote> </blockquote><p> テキストファイルでtrac.ini(リポジトリのフォルダのconf配下)を開いて searchhyperestraierというブロックを追加してください。 </p><blockquote> </blockquote><table border=0 class=wiki > <tbody> <tr> <td> index_path </td> <td> インデックス生成パス(makeindex.batのINDEX_FOLDER) </td> </tr> <tr> <td> replace_left </td> <td> 検索結果のパスの頭で削るべき文字列。 </td> </tr> <tr> <td> browse_trac </td> <td> Tracのブラウザへのリンクを作るか否か。enabled=Tracのブラウザへのリンクを作る。デフォルトは'enabled'。 </td> </tr> <tr> <td> url_left </td> <td> URLを生成する際に頭につける文字列。browse_trac=enabledの場合は/がリポジトリのルートになるようにすること。 </td> </tr> <tr> <td> estcmd_path </td> <td> 環境変数PATHが設定済みなら設定不要。estcmd.exeの絶対パス。デフォルトは'estcmd' </td> </tr> <tr> <td> estcmd_arg </td> <td> Windowsでは設定不要。estcmd.exeの引数。デフォルトは'search -vx -sf -ic Shift_JIS' </td> </tr> <tr> <td> estcmd_encode </td> <td> Windowsでは設定不要。コマンド実行時のエンコード(Pythonでの形式)。デフォルトは'mbcs' </td> </tr></tbody></table><p> 例: </p><blockquote> </blockquote><pre class="wiki">[searchhyperestraier]<br />index_path = E:\RepositorySearch\casket<br />replace_left = E:\RepositorySearch\rep<br />url_left = /trunk/test3<br /></pre><blockquote> </blockquote><p> browser_tracがenabledになる場合は、登録されるURLはTracのリポジトリブラウザでRoot直下が/となるように replace_left,url_leftを調整する必要があります。<br /> たとえば、リポジトリブラウザでRoot/trunk/test3/検索のテスト.docと表示されるファイルは、/trunk/test3/検索のテスト.docとなるように調整してください。<br /> 難しければ、何も設定せずに、検索結果として表示されたURLを見ながら調整してください。 </p><blockquote> </blockquote><h3 id="3.6 Apacheを再起動する">3.6 Apacheを再起動する</h3>なお、WindowsでApacheを使用している場合、Apacheの再起動をしてもPATHを読み直してはくれません。PC自体を再起動してください。<br /><br /> <h2 id=" 4. 検索してみる。 "> 4. 検索してみる。 </h2> <blockquote> </blockquote><p> 検索タブをクリックして、「リポジトリ」チェックボックスが表示されることを確認してください。<br /> 適当なキーワードで検索して、結果(source:××)が表示されることを確認してください。<br /> リンクをクリックして、画面がリポジトリブラウザに切り替わり、正しくそのファイルを表示していることを確認してください。 </p><blockquote> </blockquote> <h2 id="5. 開発中のソースについて">5. 開発中のソースについて</h2>開発中の最新版は、[[Download2(ここ,SearchHyperEstraierPluginDev,searchhyperestraierplugin,)]]から取得できます。<br />開発中のもののため動かない可能性もあります。<br /><h2 id="6. ご意見・ご要望">6. ご意見・ご要望</h2> ご意見・ご要望は[/trac/newticket?component=SearchHyperEstraierPlugin こちら] から登録してください。<br /> これまでに登録されたものは[query:?component=SearchHyperEstraierPlugin こちら] を参照してください。<br /> <br /> <br /> [[FootNote]]<br /> <br /> 43 $ python setup.py bdist_egg 4 44 }}} 45 46 distフォルダが作成されます。[[BR]]その中にある*.eggファイルを、TracEnvのplugins ディレクトリにコピーしてください。[[BR]] 47 48 === 3.3 HyperEstraierをセットアップする === 49 50 HyperEstraierをインストールして動くようにしてください。以下の手順で私はできました。できないひとは自分で調べてね。 51 52 ==== (1) HyperEstraierをインストール ==== 53 54 http://hyperestraier.sourceforge.net/ よりダウンロード(Windowsなら「 Windows版のバイナリパッケージ 」)。[[BR]]Unix系ならビルドするのかな。Windowsでは適当なフォルダ(C:\hyperestraier等)に解凍。 55 56 ==== (2) 環境変数PATHの設定 ==== 57 58 環境変数PATHに、(1)で置いたフォルダを追加。[[BR]] 59 60 === 3.4.インデックスの設定をする === 61 62 {{{ 63 }}} 64 65 リポジトリのエクスポートとインデックス生成を行うバッチを作成します。 makeindex.batを適切に書き換えてください。冒頭部の環境変数を書き換えてください。このバッチでやっているのは、(1)リポジトリのエクス ポート(2)インデックス生成です。Unix系の人は自分でがんばって。[[BR]]なお、リポジトリのエクスポートの認証は考慮してません。認証が必要であればsvn exportに適切な引数を設定してください。 66 67 {{{ 68 }}} 69 70 ||EXPORT_FOLDER||リポジトリのエクスポート先となるフォルダ。空のフォルダを指定。|| 71 ||REPOS_URI||エクスポート元となるリポジトリのURI|| 72 ||INDEX_FOLDER||インデックスの生成先フォルダ。空のフォルダを指定。|| 73 74 {{{ 75 }}} 76 77 makeindex.batを実行した後で、以下のコマンドを実行して、正しく検索されることを確認してください。 78 79 {{{ 80 }}} 81 82 {{{ 83 estcmd search -vx -sf -ic Shift_JIS [index_path] [query] >hoge.xml 84 }}} 85 86 {{{ 87 }}} 88 89 [query]には適当に結果が出るキーワード(注:半角アルファベットで)、[index_path]にはmakeindex.batで指定した INDEX_FOLDERを指定してください。 結果はhoge.xmlファイルに出力されます。テキストエディタで開いて文字コードがUTF-8で出力されていることを確認してください。 90 91 {{{ 92 }}} 93 94 {{{ 95 }}} 96 97 動作確認ができたらmakeindex.batが1日1回実行できるようにWindowsのタスクを設定してください。 98 99 {{{ 100 }}} 101 [[BR]] 102 103 === 3.5 trac.iniを設定する === 104 105 {{{ 106 }}} 107 108 テキストファイルでtrac.ini(リポジトリのフォルダのconf配下)を開いて searchhyperestraierというブロックを追加してください。 109 110 {{{ 111 }}} 112 113 ||index_path||インデックス生成パス(makeindex.batのINDEX_FOLDER)|| 114 ||replace_left||検索結果のパスの頭で削るべき文字列。|| 115 ||browse_trac||Tracのブラウザへのリンクを作るか否か。enabled=Tracのブラウザへのリンクを作る。デフォルトは'enabled'。|| 116 ||url_left||URLを生成する際に頭につける文字列。browse_trac=enabledの場合は/がリポジトリのルートになるようにすること。|| 117 ||estcmd_path||環境変数PATHが設定済みなら設定不要。estcmd.exeの絶対パス。デフォルトは'estcmd'|| 118 ||estcmd_arg||Windowsでは設定不要。estcmd.exeの引数。デフォルトは'search -vx -sf -ic Shift_JIS'|| 119 ||estcmd_encode||Windowsでは設定不要。コマンド実行時のエンコード(Pythonでの形式)。デフォルトは'mbcs'|| 120 121 例: 122 123 {{{ 124 }}} 125 126 {{{ 127 [searchhyperestraier] 128 index_path = E:\RepositorySearch\casket 129 replace_left = E:\RepositorySearch\rep 130 url_left = /trunk/test3 131 }}} 132 133 {{{ 134 }}} 135 136 browser_tracがenabledになる場合は、登録されるURLはTracのリポジトリブラウザでRoot直下が/となるように replace_left,url_leftを調整する必要があります。[[BR]]たとえば、リポジトリブラウザでRoot/trunk/test3/検索のテスト.docと表示されるファイルは、/trunk/test3/検索のテスト.docとなるように調整してください。[[BR]]難しければ、何も設定せずに、検索結果として表示されたURLを見ながら調整してください。 137 138 {{{ 139 }}} 140 141 === 3.6 Apacheを再起動する === 142 143 なお、WindowsでApacheを使用している場合、Apacheの再起動をしてもPATHを読み直してはくれません。PC自体を再起動してください。[[BR]][[BR]] 144 145 == 4. 検索してみる。 == 146 147 {{{ 148 }}} 149 150 検索タブをクリックして、「リポジトリ」チェックボックスが表示されることを確認してください。[[BR]]適当なキーワードで検索して、結果(source:××)が表示されることを確認してください。[[BR]]リンクをクリックして、画面がリポジトリブラウザに切り替わり、正しくそのファイルを表示していることを確認してください。 151 152 {{{ 153 }}} 154 155 == 5. ご意見・ご要望 == 156 157 ご意見・ご要望は[/trac/newticket?component=SearchHyperEstraierPlugin こちら] から登録してください。[[BR]]これまでに登録されたものは[query:?component=SearchHyperEstraierPlugin こちら] を参照してください。[[BR]][[BR]][[BR]][[FootNote]][[BR]][[BR]]