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バージョン 11 (更新者: hirobe, 17 年 前)

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Windows Live Writerと連携 - WLWriterPlugin

1.概要

このプラグインは、Windows Live WriterでTracのWikiページを編集するためのプラグインです。

Windows Live Writerはブログ投稿用のオフラインツールです。画像ファイルをクリップボードから張り付けることができるのが利点。このプラグインは、ぺたぺた画面キャプチャを張り付けながらwikiを作ること(手順書作るとか)が多い人向けです。

ちなみに、TracにはそれなりのWiki文法で保存されます。

Error: Macro Image(image_thumb[3].png, link=attachment:wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin:image%5B5%5D.png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb[3].png' does not exist.

2.主な機能

(1) Windows Live WriterでWikiの編集

Windows Live WriterでWikiの編集ができるようになります。Atom Publishng Protocolというプロトコルを受信し、Wikiページとして保存します。

記事のタイトル欄にWikiページ名を入力してください。

(2)添付画像を一緒に保存

Windows Live Writerに貼り付けた画像を、添付ファイルとしてWikiページに保存します。

(3) Wiki文法での保存

Windows Live Writerが出力するの文法はHTMLですが、このプラグインはTracに保存する際にWiki文法に変換します。

なお、Wiki文法はHTMLほどの自由度はないので、Windows Live Writerで書いたものがそのまま表示されるとは限りません。できるだけ同じようなWikiに変換しますが、一致しないことはあります。

PREタグを入力したい場合は、Writerの引用ボタンを押してください。 Linkは「パイパーリンクの挿入」で挿入すると、保存時にある程度適切なTracLinkに変換します。

3. 注意事項

このプラグインは、現在開発を進めている最中なので、おかしな挙動をするかもしれません。

制限事項

  • 手で書いたWikiページをWindows Live Writerで編集して保存すると、Wikiテキスト内の改行位置がなくなったりするとおもいます。変換する過程で、表示に関係ない改行は無視されるためです。
  • Windows Live Writerの「引用」はHTML的にはBlockQuoteなのですが、このプラグインでは整形済みテキストとして扱います。
  • テーブルの中のテーブルとか、リストの中のテーブルとかはwikiの文法的に無理。それっぽいものに変換します。
  • プレビューちっくな機能はありません。投稿イコールWikiの保存です。

既知のバグ、あるいは作りかけ

  • 投稿の際に、画像を投稿できないといわれるかもしれません。その場合は、ブログ設定の編集から「アカウント情報の更新」を行ってください。

4. インストール

4.1 必要なもの

  • Trac0.11-beta1 ~Trac0.11rc1
  • Windows Live Writer

とりあえず上のものは、インストールされており、動くこと。

4.2 プラグインの入手

Subversion を使用して、CodeReposからHTTP経由でチェックアウトしてください。コマンドラインクライアントでは、以下のようにします。

svn checkout http://svn.coderepos.org/share/browser/platform/trac/plugins/wlwriter

4.3 tracへのプラグインのインストール

setup.pyのあるフォルダで以下のコマンドを実行し、distフォルダにできたeggファイルを TracEnv のpluginsフォルダにコピーしてください。

setup.py bdist_egg

4.4 tracへのプラグインを有効にする

TracのAdminタブで、プラグインの機能を有効にしてください。

Error: Macro Image(image_thumb[4].png, link=attachment:wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin:image%5B8%5D.png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb[4].png' does not exist.

4.5 アカウント制御 (1)

ユーザにATOM_PUB権限を与える。

なお、Wikiの編集に関する権限も必要です。

4.6 アカウント制御 (2)

apacheの設定で、サイトURL/atompub/loginというLocationに認証を走らせるように設定する。これしないとユーザはanonymousと判断されちゃいます。

5. Windows Live Writerの設定

メニューの「ブログ」→「ブログアカウントの追加」
「その他のブログサービス」を選択し、次へ

Error: Macro Image(image_thumb[4].png, link=attachment:wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin:image[10].png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb[4].png' does not exist.

以下の情報を入力し、次へ。

ブログ ホームページのURL: [tracのURL]
ユーザ名、パスワード:tracのアカウント。wikiの表示、編集権限必要。

Error: Macro Image(image_thumb[2].png, link=attachment:wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin:image[6].png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb[2].png' does not exist.

ブログとしてWikiを選択する。(Tikcetはまだ動きません)

Error: Macro Image(image_thumb[11].png, link=attachment:wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin:image%5B21%5D.png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb[11].png' does not exist.


この後、画像ファイルのアップロード先を聞かれるが、同じものを選択すること。

完了。

おまけ

このツールはAtom Publising ProtocolをTracに与えるものですので、これに対応したブログ編集ツールでも動く可能性があります。なお、出力するHTMLはXHTML形式にする必要があります。

たとえば、Word2007はブログに投稿できるみたいなんで、ちょっと試してみました。Live Writerとちがってテンプレートがないんで、ずいぶん見た目は変わっちゃいますね。

Error: Macro Image(image_thumb_14.png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb_14.png' does not exist.
Error: Macro Image(image_thumb_15.png) failed
Attachment 'wiki:TracDoc/WlwWikiPlugin: image_thumb_15.png' does not exist.

添付ファイル