= FlashDevelopをActionScript3のIDEとして使う =
(2007/07/17)FlashDevelop3.0.0Beta2用の記事を[wiki:as3/FlashDevelop3 こちら]に書きました。参照ください。
→FlashDevelop2.0.2用に記述を変更しました。
Flex2SDKを実行するには、Java実行環境が必要です。
また、下記のクイックコンパイルを行うにはJava1.5が必要なので、JDK(またはJRE)5.0か6.0を
インストールしておいてください。
== 手順 ==
=== 1. Flex2SDK ===
(1) Adobeからダウンロードする。AdobeIDの登録が必要。
(2) Flex SDK(flex_sdk_2.zip)とFlex Language Pack(flex_sdk_2_ja.zip)をダウンロードする。
(3) flex_sdk_2.zipを{{{C:\flex_2_sdk}}}に解凍。[[FootNote(下記ではFlexが{{{C:\flex_2_sdk}}}にあることを前提としているので、とくに問題なければこのフォルダにしてください。(flex_sdk_2とは違う点に注意))]]
(4) flex_sdk_2_ja.zipを解凍して、同フォルダに上書き
=== 2. FlashDevelopのインストール ===
http://www.flashdevelop.org/community/ からRelease→{{{FlashDevelop 2.0.2 Final released}}}の
ページの中ほどの'''Download !FlashDevelop 2.0.2 Final '''からダウンロードし、インストーラを実行
[[Image(WS000000.PNG)]]
=== 3. メニューの日本語化 ===
#101 を参考に。英語メニューでいい人はやらなくてもいい。
注意:以下のプラグインは、同じxmlファイルに設定を書き込むので、#101のxmlファイルに置き換えると
その設定が消えてしまいます。置き換える前にxmlファイルをバックアップしたほうがいいでしょう。
=== 4. AS3用のプロジェクトテンプレート ===
* My AS3 and Flex 2 Project Templates http://www.bit-101.com/flashdevelop/ProjectTemplates.zip
ダウンロードして解凍。{{{ C:\Program Files\FlashDevelop\Data\ProjectTemplates\ }}}にコピー
このテンプレートは、flexがC:\flex_2_sdkにインストールされることが前提になっています。
変更するには、テンプレートフォルダ直下のbuild.propertiesの以下の個所を変更すること。
{{{
# where you installed flex:
flex2.dir=C:/flex_2_sdk
}}}
=== 5.!FlashBuild Pluginのインストール ===
Flex2SDKのビルドを行うプラグイン。このプラグインを使えばantのインストールが要らないのでお勧め。
http://www.flashdevelop.org/community/viewtopic.php?t=287
から、{{{FlashBuild 1.0 Beta 1}}}をダウンロード。
解凍すると{{{FlashBuild.dll}}}ができるので、
FlashDevelopのインストールフォルダ/Pluginsにコピーして、{{{FlashDevelop}}}を起動。
以下のメッセージが出ます。{{{Flex2SDK}}}のパスが違うというメッセージ。
[[Image(WS000009.PNG)]]
いったん{{{FlashDevelop}}}を終了して、
FlashDevelopのインストールフォルダ/Settings/Settings.xmlの以下を書き換える。
{{{
}}}
↓
{{{
}}}
なお、すでにプロジェクトを持っている場合は、以下のメッセージも出ます。
このプロジェクト用にビルド用のXMLをつくるか?という質問なので、「はい」を押す。
[[Image(WS000008.PNG)]]
起動したら、メニューバーとフローティングメニューに以下の表示が。
[[Image(WS000010.PNG)]]
プロジェクトをビルドするには、もうちょっと設定が必要。ツリーを開いてBuild1を選択し、右クリック。
{{{New Flex2 Build}}}を選択。
[[Image(WS000011.PNG)]]
Undefinedというツリーが出来るので、それを選択し、{{{Input MXML/AS}}}の欄に、ベースとなる(MovieClipを継承したクラスのある)ASファイル
のパスを入力する。flashbuild.xmlを保存してメニューの「{{{Build Current Profile}}}」ボタンを押すとビルドされる。
[[Image(WS000012.PNG)]]
[[Image(WS000013.PNG)]]
ビルドと実行を行うには、ツリーのBuild1のTest Movieにswfのパス[[FootNote(このパスにswfが生成されるわけではない点に注意。ビルドで生成されたswfのパスを入力すること)]]を入力し、保存してからメニューの「{{{Test Movie}}}」ボタンを押す。
[[Image(WS000015.PNG)]]
== プロジェクトを作る ==
=== 6. AS3の補間を有効にする。 ===
(1) http://www.returnundefined.com/fdas3/ の'''Download'''からAS3_intrinsic_classes.zipをダウンロードし、
適当なフォルダに解凍
(2) このクラスをプロジェクトのクラスパスに追加する。ツールバーのProject→Propertiesを選択。
(3) Classpathsタブを選択。
[[Image(WS000004.PNG)]]
(4) Edit Global Class ...ボタンを押す。
[[Image(WS000005.PNG)]]
(5) !AddClasspath...ボタンを押す。
(6) AS3_intrinsic_classesフォルダを選択。
これでActionScript3の補間が可能になります。
[[Image(WS000007.PNG)]]
=== 7. MXMLの補間を有効にする ===
以下をダウンロードして、{{{ C:\Program Files\FlashDevelop\Data\ProjectTemplates\ }}}に解凍する。
http://flashdevelop.org/downloads/releases/Flex2_MXML_definition.zip
{{{Data\ProjectTemplates\}}}の直下にフォルダFlex2_MXML_definitionが来ること。
ツールバーのボタンからANTを実行するには、{{{\Settings\ToolBar.xml}}}を編集する。
{{{
}}}
=== 8. AS2用のクラス参照を無効にする ===
[http://www.flashdevelop.org/downloads/releases/as3_toplevel.zip Download the AS3 top-level declaration]をダウンロードして、適当なフォルダに回答する。AS3_intrinsic_classes.zipとは別のフォルダにすること。
GlobalクラスパスにMacromediaのクラスへの参照があれば取り除く。
{{{\Settings\ToolBar.xml}}}を編集する。ASCompletion.Macromedia.ClassPathに、置いたas3_toplevelのパスを設定し、ASCompletion.MTASC.UseStdClassesをfalseに設定する。以下は、as3_toplevelを{{{C:\Program Files\FlashDevelop\as3_toplevel}}}に置いた場合の例。
{{{
:
}}}
↓
{{{
:
}}}
=== 9. クイックコンパイルを有効にする ===
{{{\Settings\ToolBar.xml}}}を編集する。ASCompletion.Flex2Sdk.PathにFlex2SDKのパスを設定する。この場合は、c:\flex_2_sdkを設定。
{{{
}}}
ソース(AS3の.as)ファイルの頭に以下のように記載する
{{{
/**
* @mxmlc -default-size 400 300 -incremental=true
*/
}}}
MXMLファイルの場合は以下のように記載する
{{{
}}}
で、ビルドするには、そのファイルを開いて、「QUICK MTASC Build」ボタン(赤いインベーダマークのボタン)を押す。
詳しくは:http://www.flashdevelop.org/community/viewtopic.php?t=1070
=== 10. Flash9Playerの設定 ===
[ticket:115 (#115)ActionScript3でTraceを使う方法]を参照
=== 11. ドキュメント ===
ここにいっぱいあります。ActionScript3.0のリファレンスは、ページ一番下のドキュメンテーション zip ファイルをダウンロードしましょう。
http://www.adobe.com/support/documentation/jp/flex/
[[FootNote]]
=== 追記 ===
コンパイル時にMSVCR71.dllがありませんというエラーが出たら、
適当なところからダウンロードして、C:\Windowsなどパスの通ったフォルダ
においてください。
== 参考ページ ==
http://www.flashdevelop.org/community/viewtopic.php?t=1177
http://www.bit-101.com/blog/?p=849
http://www.flashdevelop.org/community/viewtopic.php?t=1070