FluorineFxを触ってみた
Tracの話題ではありません。
FlourineFxは、.NETでFlex/Flash Remoting(Flashが使う通信プロトコル)を実現するためのライブラリです。コレを使うとサーバ側も、クライアント側も.NETでアプリを組めるようです。ライセンスはLGPL。
ドキュメントは一通りはあるけど、細かい説明はありません。が、APIはFlash Media Serverに沿っているのでしょうか。分からないAPIの名前+Red5等でググるとある程度使い方が分かります。
さて、コレを使うケースはあるのかという話。
Flex/Flash Remotingという点について。 Webを使ったデータ送信の方法としては、XML-RPCやSOAPがありますが、これらは基本的にPull型。Flex/Flash Remotingでは、PullだけでなくPushや、データ共有(SharedObject)ができ、XML-RPCやSOAPよりずっとリッチなやりとりができます。
そいういうメリットを生かして.NETで開発したいという場合に使えるのかなと。ただ、あまりそういうケースは思いつかないなあ。サーバ側で使うなら信頼性の点から別の(Javaの)ものを使うだろうし、クライアントで使う場合もたいていはAIRで作った方が早そう。
どうしても.NETでPush型やデータ共有が使いたい場合に使うのかな。
個人的には大変興味があり、いろいろ触りだしたところです。まあ、普通に動くなという印象。
ちなみにfluorineを辞書で調べるとフッ素という意味らしいです。
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