tracの自作プラグインを0.9から0.10へ変更する
tracの自作プラグインを0.9から0.10へ変更するためのメモ。
元となるドキュメントはこれ。 ISearchSorceインタフェースを使ってなければ、ソースの変更は要らないのかも。
- unicodeを使うようになった。
→そもそも日本語を扱うためにunicodeは使っていたが。APIがよく分からん。これから勉強。
- self.env.hrefが非推奨になった。
→req.hrefを使えとのこと。ただし、self.env.hrefもまだ使えるので、今回はself.env.hrefを使うままにする。
- self.config.getのかわりにOption()が出来た。
→Optionをつかうと、ソースの中に説明を書くことができて、TracIni(doxygen)マクロで出力できるとのこと。
それにしても、ソースの中に説明を書く方式って 日本語デベロッパーとしてはどうなのか? やっぱり英語で書くべきなのか? そういう疑問もあって、これも今回はself.config.getを使うことにする。
- HTMLタグを扱うためのAPIが出来た。
→HTMLタグのマークアップはどのプラグイン作者も苦労しているようで、今回trac.util.htmlモジュールができた。
以下のように書ける。ソースの中にHTMLタグを書かなくて良いので、良いかも。一部使ってみる。
util.Markup('<a href="%s" accesskey="%s">%s</a>', self.env.href.mailarchive(), self.env.config.get('mailarchive', 'title','MailArchive'), self.env.config.get('mailarchive', 'accesskey',9))
↓
html.A(self.env.config.get('mailarchive', 'title','MailArchive'), href=self.env.href.mailarchive(), accesskey=self.env.config.get('mailarchive', 'accesskey',9))
- ISearchSorceインタフェースが変更された。
→検索のためのインタフェースが変更された。
私はこれを使ったプラグインをいっぱい作っているので、正直勘弁して欲しい。 対応しないと動かないので、対応するしかないにゃー。
- IHTMLPreviewRenderer
→メソッドがかわったらしい。これから勉強。しかし、この変更は0.11で既に非推奨となっているとのこと。なんじゃそりゃ。
さて、ぼちぼちプラグインを0.10に対応させなきゃ。
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