Warning: リポジトリと同期できません (サポートされていないバージョンコントロールシステム "svn です。 Python のライブラリに "svn" が正しくインストールされているか確認してください。)

さくらインターネットにtrac-0.10-ja-1をインストール

#102で触れたtrac-0.10-ja-1、早速このサイトに入れてみました。

FootNoteマクロがエラーになる。みたい。その他の変更点は私自身もこれから触ってみよーって感じです。

templateも0.10.0-jaにしてあります。日本語ドキュメントを見たい方はこちらからドーゾ。インタアクト株式会社に感謝しましょう。

以下は、trac0.9.5-jaからtrac-0.10.0-ja-1にアップグレードした手順のメモです。 trac0.9.5-jaはさくらインターネットにTracを構築するに沿ってインストールしたものを前提としています。

0.事前にチェック

trac0.10自体は、trac0.9.xが動いている環境であれば特に問題なく動きますが、 プラグインやマクロについてはそのままでは動かない可能性が高いです。 アップグレードする前に、使っているプラグインやマクロが0.10に対応しているかチェックしてください。

1.バックアップとクリーンアップ

環境のバックアップと、環境のクリーンアップを兼ねて、使っているTracのモジュールは フォルダごと別名に変更します。TracEnvについては別名でコピーした後、 pluginsフォルダの中身を全て削除します。

(1)モジュール

cd $HOME/local/lib/python2.4/site-packages
mv trac trac.bak
cd $HOME/local/share
mv trac trac.bak
cd $HOME/www
mv trac_.cgi trac_.cgi.bak

(1)TracEnv

cd $HOME/var
cp -r trac trac.bak
cd $HOME/var/trac/repo/plugins
rm *

2.tracのインストール

cd $HOME/local/src
wget http://www.i-act.co.jp/project/products/downloads/trac-0.10-ja-1.zip
unzip trac-0.10-ja-1.zip
python ./setup.py install --prefix=$HOME/local
cp $HOME/local/share/trac/cgi-bin/trac.cgi $HOME/www/trac_.cgi
cd $HOME
trac-admin var/trac/repo upgrade
trac-admin var/trac/repo wiki upgrade

これで、Trac自体のインストールは完了。サイトが見えるかいったん確認します。 (私は間違えてtrac.cgiを上書きしてしまい、InternalServerErrorが表示されてしまいました。trac.cgiを直して、しばらく待ったら表示されました。)

3.プラグインのインストール

プラグインは1個ずつインストールしなおしましょう。

(1)WebAdmin

ここ参照。 Sakuraインターネットのサーバから直接svnでとることが出来なかったので、 一度PCにエクスポートしてからFTPでサーバに置いています。
http://svn.edgewall.com/repos/trac/sandbox/webadmin/ から取得。

python setup.py egg_info
python setup.py bdist_egg
cp dist/TracWebAdmin-0.1.2dev-py2.4.egg $HOME/var/trac/repo/plugins/

(2)AccountManagerPlugin

ここ参照。 WebAdminと同様に、いったんPCにエクスポートしてから、FTPでサーバに置く。
http://trac-hacks.org/svn/accountmanagerplugin/trunk から取得。easy_installの 使い方が分からなかったので、普通のプラグインと同じくbidst_eggを実行してます。 egg_infoは必要かどうか分からないけどWebAdminのまねしてやりました。

python setup.py egg_info
python setup.py bdist_egg
cp dist/TracAccountManager-0.1.2dev-py2.4.egg $HOME/var/trac/repo/plugins/

(3)FootNoteMacro

ここ からダウンロードして、FootNote.pyをTracEnvのwiki-macrosに置く。
注意:これはうまく行ってない。エラーになる。

あとは自作のプラグインをインストールしなおして完成。

  • Posted: 2006-10-21 21:40
  • Author: hirobe
  • Categories: Trac

Comments

1. re_guzy -- 2006-10-22 14:02

FootNoteMacro はUTF-8関係のバグらしいですよ。
作者もお手上げっぽいです・・・

2. weekbuild -- 2006-10-22 15:42

re_guzy への返信

コメントありがとうございます。これですね!FootNoteMacro便利なのに~。なんとかならんかなぁ。

3. re_guzy -- 2006-10-26 21:58

とりあえず unescape しなければ動作しますね。
セキュリティ上問題あるかもしれませんが・・・

4. weekbuild -- 2006-10-26 22:34

re_guzy への返信

とりあえず unescape しなければ動作しますね。
セキュリティ上問題あるかもしれませんが・・・

おおっ!うまくいきました。(~▽~@)♪♪♪

クロスサイトスクリプティングについては、FootNoteマクロでは中にHTMLを書くことが出来なかったので大丈夫かと。